
ピットブルと言えば・・・「世界最強」と呼ばれる犬。もう40年近く前に初めて日本に輸入されました。過去に1度だけ飼ったことがありますが、とても明るく可愛い犬でした。人間にはとても腰が低く人懐こいわりに、4つ足の動物を見ると喧嘩を仕掛けてしまう性格。著者のピットブルも例外ではなく、動物病院に貼ってある犬のポスターにも襲い掛かろうとし押さえるのに大変だった経験があります。パワーもあり、小さい体ながら70kgの人間がまたがっても少しの時間耐えうる感じでした。頭も石頭で、近くに寄ると喜んで頭突きをしてくることがあったが脇腹に頭突きをされた時には息が出来ない程でした。咬筋力は900㎏あるとも言われています。実際、何キロあるかは不明ですが、ハスキーではかみ砕けなかった牛骨もひと咬みで砕いてしまったのを見る限りではかなり咬む力は強いのだろうと思います。
作られた過程として、スタッフォード・シャー・ブルテリアの名前が良くあがっていますが、ブルー・ポールというブル・アンド・テリアが関与している方が強そうです。
ピットブルには数種類のタイプがあり、大きく強そうなショータイプ、細くて一見弱そうな闘犬タイプがあります。ブリーなんていうマッチョなタイプもいるようです。
闘犬タイプではイラー、アリゲーター、ボリオ等のタイプがあり系統によって闘い方も様々。
犬種プロフィール
原産地 | アメリカ |
犬のサイズ | 理想体高 46〜57cm |
用途 | 未公認 |
容姿の特徴 | ・筋骨隆々とした体躯。 ・体長が体高よりやや長い。 ・丸い大きな頭部、両目は離れていて鼻は短く、開口部は大きくしっかりしたあご。 ・耳は半立ち耳、しっぽは中ぐらいの長さで垂れてい。 ・断耳することもある。 |
飼い方・育て方 | ・子犬の頃から社会性を与え、時には厳しく訓練やしつけを行うことで、どんな時でも命令に従うという信頼関係を築くこと。 ・闘犬として作られていた犬なので、体力もあり、咬む力は非常に強い。 ・事故が起きた時は重大な結果を招きがちであることを前提に、家族に迎えるかどうか検討する必要がある。 ・運動量は膨大。 ・若犬時代は朝晩それぞれ1~2時間以上の散歩や運動が必要がある。トレッド・ミルなどを使うこともある。 ・成犬をドッグランに連れて行くのはやや危険なのでお勧めできない。 ・短毛で被毛の手入れは楽。定期的にブラッシングを行えばよい。 |
かかりやすい病気 | ・心臓疾患 ・皮膚疾患 ・先天性難聴 ・腎疾患 |